お店の業績や売上の伸びに悩むのは
誰にでも起こりうることです。
ですが、ご安心ください。
一時的に売上が下がることは
実はそんなに怖いことではありません。
売上が下がった原因さえわかれば
そこに手を加えることで売上は
回復します。
本当に怖いのは、
「なぜ、売上が下がったのか」
という理由を発見できないことです。
特に、売上や業績に悩む人は
「売上」という全体像を見て
悩んでいることが多いと思われます。
では、どうすれば速やかに
売上の回復に移れるのか?
それは、「分解するクセ」を
つけることです。
例えて言うなら、
「売上」は「カレーライス」です。
カレーライスを作って食べてみたが
なんだかマズイ。
そのカレーライスを捨てて、また
新たにカレーライスを作るがコレもまた
マズイ・・・。
作る→マズイ→捨てる
この繰り返しをするということは
経費をどんどん捨てているのと同じことです。
では、どうすればいいのか?
まず、「カレーライス」を分解して見てみましょう。
すると「カレー」と「ご飯」に分けられます。
その上で、このどちらにマズイ原因が
あるのかを探してみればいいのです。
すると、「カレー」には問題がないのですが
「ご飯」に原因があることに気づきます。
では、今度は「ご飯」を分解してみましょう。
ご飯の出来具合は
「米の品種」「水加減」「炊き方」の
3つに分解することができますよね?
今回のご飯はなんとなく「水っぽかった」
と思うなら、原因は「水加減」です。
つまり!
カレーライスがまずかった原因は
「お米の水加減」が悪かったことだと判明。
今後は、カレーの作り方は従来通りで
ご飯を炊く際の水を少し減らせば
美味しいカレーライスの出来上がりに
なるというわけなのです。
どうでしょう?
お店の売上もこれと一緒です。
「売上」という、単なる「合計金額」を
みて悩んでいないで、まず分解。
すると、
売上=客数×客単価
というふうに分解できるのではないでしょうか?
こうやってみると、
「売上が減った」のではなく、
「客数が減った」なのか?あるいは
「客単価が落ちてきた」なのか?
原因のありかに近づきます。
もし、客数が減っているのなら
集客・宣伝・広告に力を入れれば
売上は戻ります。
逆に「客単価」が下がっているなら
販売促進に力を入れましょう。
ここをハッキリ解明せずに
なんとかしようと行動するので
どんどん悪化していくわけです。
「売上が落ちたから」といって
チラシや広告を増やしてみたりするが
実は、問題は客数ではなく
客単価だったりするので
広告費はかさむが、売上が伸びない・・・。
ということが普通に起こっているわけです。
ですから、とにかく「分解するクセ」を
つけてください。
分解して、必要な部分に必要な分だけ
手を加えること!
そうすることによって、
時間は最短、経費は最小で
済みます。
また、これにより今までの
ムダにも気づくことができます。